よねでん線電飾追加


 今回はチップLEDへのハンダ付けと、街灯の点灯化と取り付け。
 ユキさんが助手になってくれてありがたい。療養中のユキさんだが、徐々に快方に向かっている模様。

 チップLEDへの結線。ハンダ付けする線側にハンダを集め、そのままチップを暖めて固定するのがキモのようだ。
 ユキさんが線を持ってくれるので作業効率高い。
 あと、チップLEDに取りつけるエナメル線にパワーパックから弱電流を流し、ハンダ付け成功とともに点灯するよう配線するのも良いかも(当然自己責任で)。


 チップLEDにハンダが盛れればそこに線を付けて終わりなのだが、LEDは熱に弱いし、ハンダは基本的に熱い方に流れるのでコテの先に集まってしまう。
 そこで線側にハンダを集め、チップLEDには微量だけハンダを乗せて、一気にハンダを合体させる。
 もちろん作業はルーペでのぞきながらである。
 接続するエナメル線にはパワーパックから微量の電気を流して、接続が成功したら発光するようにしておく。





 で、電源だけど、うちのやりかたを紹介する。でも自己責任であることをお忘れなく。


 結局いろいろ電飾していくと計算が面倒になるので、パワーパックの列車走行用DC出力を取り出す。
 パワーパックの出力はフィーダーとつながったコネクタになっているけど、それを切断、皮むきして出力にする。
 極性がおかしくならないようにしながらギボシ端子につける。
 で、LEDは通電できる方向が決まっている。逆方向では発光しないし、余りパワーを上げすぎると素子が焼き切れてしまう。
 というわけで、DC出力の方向をパワーパックの前後進で切り替えつつ、徐々に出力をあげる。
 そうすると点灯する。
 はじめはLED1個で実験。アノードとかカソードとかあるけど、でもチップLEDのアノードマークは非常に小さいので無理。微量通電で探りながら方向を見つけて、極性がわかったところで片方にマッキなどのマジックで接続したエナメル線にマークを付ける。
 そして、エナメル線にリード線を取り付ける。リード線はたまたま8極のラジコン用コードを手に入れたので8色になってしまったが、2色で十分。マークを付けた方にはマークに合わせて同じ色を使う。
 とりあえず、難しく考えるより、パワーパックで微量通電させて点灯を確認しながら組んでいく。
 で、リード線が取り付けられたら、点灯したいLEDをレイアウトに付ける前に一度線をよって通電させて発光を確認。


 取り付け。ウチのレイアウトはベースが二重なのでなかなか苦しい目に遭うが、なんとかベースに穴をあけ、精密ドライバーの細長いものの先端にリード線1ペアを仮付けし、ベースを貫通させる。
 そしてまとめてよって、点灯試験。
 試験が良好であれば、ギボシ端子を取り付けてモジュール化。
 当然パワーパックの出力もフィーダー線を切ってギボシ端子にするが、これはフィーダー側にもギボシ端子を付けておけば再び接続してフィーダー線としても使える。
 結局LEDの数が少ないうちは加減のきくパワーパックで点灯させて、LEDが多くなってパワーパックを全開にしても光りにパンチがないというときになってLED側のギボシ端子にパワーパックの端子を付けるのをやめて、9V乾電池のスナップにギボシ端子を取り付けた電源に交代させるのがよい。
 お役ご免となったパワーパックはさらなる増設LEDの試験に使い、以降数が増えるごとに入れ替えるのがよいようだ。
 ちなみにチップLEDだが、パワーパックであまり強く光らせない加減なら抵抗器なしで出来る。抵抗を本格的に入れるのはLEDが多くなってからでよい。
 パワーパックを試験用電源にするのはもう一つ理由があって、それは短絡が起きたときにパワーパックだとブレーカーがあるので被害が局限できること。はじめから大きな電流を流すと短絡も怖い。