NHK教育テレビ新番組『趣味悠々・鉄道模型レイアウト』第2回

 今回はNではなくHOゲージ模型を使って選択式分岐器と、電動分岐器の操作を通じて運転する楽しみを紹介するものだった。
 お座敷レイアウトは私も時々やるけど、どうしてもチクタクバンバンになっちゃう事が多い。あれ、分岐器開通していないよ、あれ、こんなところに貨車置いてたっけ、みたいな。
 でもまず基礎を忠実にした番組構成。いや何気なく流しているけど、あんなにわかりやすく撮影するのも難しいと思う。スタッフもがんばっている。分岐器の説明とかもわかりやすかった。
 三波さんもブログでお書きだが、なかなか『大人の電車遊び』の楽しさが伝わってくる演出に、む、やはりかつて鉄道模型に手を出していたな、というところがかいま見えるのも嬉しい。結局中高生というと飛行機クルマ電車艦だもんね。ただ、その道を完遂するというのはすごく難しいけど。
 ともあれ、こりゃテキストが欲しくなった。30分番組なのであっと言う間だが、しかし基礎もちゃんとふまえているし、魅力もつたわる。この『趣味悠々』の枠にあった形で鉄道趣味を取り上げてくれる。これは本当に嬉しい。
 途中で古参のモデラーの紹介もあり、実に充実した番組でした。今回もHDDで録画してあるのでまた繰り返し見てみよう。
 次回はレイアウト制作へ。今回のラストのレイアウトはHOといっても曲線が急で窮屈な感じだったのだが、しかしそこはちゃんと演出してくれるでしょう。
 きっちり8回見ると思う。テキストももらい物の図書券もあるので買うと思う。
 実にすばらしい。過度にオタクにもならず、しかし掘り下げもちゃんとあって、ますます次回が楽しみである。